Email パッケージ

Email パッケージは、 php のメール関数、 sendmail 、または SMTP のいずれかを利用して、メールを送信するインターフェースを提供します。 パッケージのサポート:

インストール

Email パッケージは、本体 (1.1 以降) に含まれています。 アプリケーションの設定ファイルの中、または必要な時に呼び出して、パッケージを有効にする必要があります。

'always_load' => array(
	'packages' => array(
		'email',
	),
),

// または Controller の中で:

\Package::load('email');

構成

app/config/email.php にある設定ファイルを作成 (または package からコピー) します。そして、必要な設定項目を変更します。

注意してください: Email パッケージがあなたの email 設定を読み込みます、従って設定を読み込むことは必要はありません。

一般的な構成

パラメータ デフォルト 説明
defaults array
array( /* デフォルト設定の配列 */ )
デフォルト設定項目は、すべての設定グループに使用されます。あなたの設定グループは、これらの値を上書きします。
default_setup string
'default'
何も指定されない場合に使用するデフォルト設定。
setups array
array(
		'default' => array(),
	)
デフォルト設定と一緒にする設定の配列。あなたの設定を追加するか、またはデフォルト設定のグループを変更します。

グループの構成

パターン デフォルト 説明
useragent string
'FuelPHP, PHP 5.3 Framework'
ユーザエージェント。
driver string
'mail'
使うドライバ。 mail 、 smtp 、 sendmail または noop (ただログを書き込むだけ) 。小文字で指定します。
is_html boolean
false
HTML 形式のメール、もしくはテキスト形式のメールのどちらかで送信します。
encode_headers boolean
true
メールの表題と受信者名をエンコードするかどうか。 mbstring 拡張モジュール が必要となります。
charset string
'utf-8'
メールメッセージの文字セットを指定します。
encoding string
'8bit'
メールメッセージのエンコードを指定します。 7bit 、 8bit 、 quoted printable 文字列と base64 が使用できます。
priority string
\Email::P_NORMAL
次のように、メールの優先度を指定することができます。
  • \Email::P_LOWEST
  • \Email::P_LOW
  • \Email::P_NORMAL
  • \Email::P_HIGH
  • \Email::P_HIGHEST
from.email string|false
false
デフォルトの from メールアドレスにセットします。
from.name string|false
false
デフォルトの from 名をセットします。
validate bool
true
アドレスを検証したくない場合は、 false に設定します。送信に失敗する可能性があります。
auto_attach bool
true
HTML 本文から (背景) 画像を自動的に添付するかどうかを指定します。
generate_alt bool
true
HTML 本文から alt (代替テキスト) を自動的に生成するかどうかを指定します。
wordwrap int|false
76
ワードラップのサイズ。 0 以下の場合は折り返されます。 base64 または quoted printable 文字列を使用している場合、この設定は無視されます。
sendmail_path string
'/usr/sbin/sendmail'
sendmail のパス。
smtp.host string
''
SMTP ホスト。
smtp.port int
25
SMTP ポート。
smtp.username string
''
SMTP ユーザ名。
smtp.password string
''
SMTP パスワード。
smtp.timeout string
''
SMTP のタイムアウトの値。送信処理中にタイムアウトが発生する場合はこの値を増やしてください。
newline string
"\n"
新しい行。
attach_paths array
array('');
添付ファイルのパスの配列。 添付ファイルを加える時、ドライバはこれらのパスを調べて、最初に見つけたものを添付します。 絶対パスを許可するために、そこに空 ('') を入れたままにしておいてください。
return-path string|false
false
デフォルトの return-path メールアドレスにセットします。