Cache クラス
Cache クラスを使用すると、リソースの重い操作の結果をキャッシュすることができます。
設定
Cache クラスは初期状態では fuel/core/config/cache.php の設定ファイルを使用して構成されており、 これは標準の設定が記述されています。アプリケーションの config ディレクトリに同じ名前の設定ファイルを 追加してこの設定の上書きを行い、これらの値を変更することができます。これらの core の設定は上書きを行わないで そのまま使うこともできます。
以下のようなグローバルな設定値を定義することができます:
パラメータ | 型 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|---|
driver | string |
|
キャッシュの保存につかわれる標準のストレージドライバ。 |
expiration | int |
|
有効期限が与えられなかった時に使用される標準の有効期限。 null に設定されている場合には 有効期限はなし。 |
(type)_handler | string |
|
オブジェクトのようなより複雑なもの、または混合ミックスのようなよりプリミティブなものを
キャッシュする場合でない限り、文字列でキャッシュして問題ない。これらの場合には、オブジェクト
を正しく返し取得する方法として "content handlers" を含むと良い。これは標準で、
PHP シリアライズと JSON エンコーディングを使用することができる。 あなたは独自のハンドラや用意されたそれぞれのハンドラを追加することによって、オブジェクトやプリミティブな タイプをそれぞれ異なる方法で扱うことができる。例: 'int_handler' => 'json' 、 'string_handler' => 'string' 、 'Model_Post' => 'serialize' など ... |
キャッシュストレージドライバごと、別々に構成セクションがあります。 ドライバ固有のパラメータについては以下の通りです。
ファイルドライバ設定
ファイルシステムにキャッシュを保存します。
ドライバ固有の設定:
パラメータ | 型 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|---|
path | string |
|
キャッシュを保存する基本パス。 |
MemCached ドライバ設定
ドライバ固有の設定:
パラメータ | 型 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|---|
cache_id | string |
|
同じサーバー ( 群 ) に保存される他の fuel キャッシュと区別する為の一意の ID 。 |
servers | string |
|
memcached サービスを実行するサーバー群とポート番号 |
Redis ドライバ設定
ドライバ固有の設定:
パラメータ | 型 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|---|
database | string |
|
使用する redis のデータベース名 (config/db.php で定義されているように ) |