プロファイリング
FuelPHP に同梱のアプリケーションプロファイラは、PHP Quick Profiler をベースにしています。
プロファイリングとは?
プロファイラは、多くの余計なコードを追加することなく、プロファイリングとデバッグに関係する情報を提供します。 あなたは設定を true に切り替えることで、より早くより一貫性のあるレビューを支援する自動化されたツールに アクセスすることができます。 また誰もが使えるので、レビューの前にコードに関する情報を得ることもできます。
プロファイラは、タブ化されたインターフェイスを提供し、これにより以下の情報を見つけられます:
- Console. デフォルトのタブ。エラー、ログ、メモリ使用量や実行タイミングに関する情報を提供します。
- Load time. リクエストのロード時間。タブ内で詳細を表示します。
- Database. 実行されたクエリ数や実行時間および、もしサポートされていればクエリの解析。
- Memory. リクエストの処理に要したメモリ使用量。
- Files. 読み込まれた PHP ファイルのフルパス名と、それらの容量。
- Config. 処理の終了時点における、設定値の内容。
- Session. 処理の終了時点における、セッション値の内容。
- GET. $_GET 配列の内容。
- POST. $_POST 配列の内容。
典型的なプロファイラの画面はこんな感じです:
プロファイラの画面の最下部に、次の3つのオプションがあります:
- Bottom. デフォルトで、プロファイラは画面上にオーバーレイの形で表示されます。プロファイラのすべての出力を見たいときに、このオプションをクリックすると最後まで移動します。もう一度クリックすると前に戻ります。
- Height. プロファイラのパネルの大小を切り替えます。
- Details. プロファイラの詳細表示を切り替えます。off にすると、タブバーだけが表示されます。
アプリケーションのプロファイリング
デフォルトでは、アプリケーションのプロファイリングは無効になっています。アプリケーションの config/config.php ファイルで、プロファイラを有効化できます。
'profiling' => true,
プロファイラが有効化されると、ブラウザの画面の最下部にポップアップで表示されます。
データベースのプロファイリング
データベースのプロファイリングはデフォルトで無効になっています。データベースのプロファイリングは、データベース毎に有効化できます。 config/<environment>/db.php で、プロファイリングしたいデータベースの 'profiling' オプションを true に設定して有効化します。
'profiling' => true,
複数の環境を使用している場合、設定する db.php ファイルが正しいか確認してください。
プロファイラに情報を追加する
どのようにしてプロファイラとやり取りするかは、Profiler クラスのドキュメントを参照してください。