Oil ユーティリティ

Oil ユーティリティは特別なパッケージコマンドで、いくつかの方法で使用すること出来ます。 これを使用することで、素早い開発を楽にしたり、アプリケーションのテストを補助したり、Tasks を実行したりできます。

Oil はオプションのコマンドラインユーティリティで、いくつかの機能を提供することで開発速度をスピードアップできるように設計されています:

  • Generate - MVC コンポーネント、マイグレーション、スキャフォールドを生成します。
  • Refine - マイグレートや制作したタスクを実行します。
  • Package - パッケージのインストール、更新および削除をします。
  • Console - 対話シェルを使ってリアルタイムにコードをテストします。
  • Test - PHPUnit テストを実行します。
  • Server - PHP 5.4+ のビルトイン Web サーバを使い FuelPHP を実行します。

これらの各コマンドはそれぞれの目的のためにそれぞれの方法で動作しますが、実行する前に正しいフォルダにいることを確認し、 oil が有効で実行できるかを確認してください。

$ cd Sites/fuel
$ php oil -v
Fuel: 1.2

環境

Oil は HTTP リクエストのための .htaccess を使用したサーバ環境の指定を使用しないでしょう。 Oil は指定しない限り、デフォルトの環境を使用するでしょう。

$ FUEL_ENV=production php oil refine migrate

production の代わりに、定義された環境のいずれかを使用できます。

インラインヘルプ

Oil は自身の基本的なドキュメントを内部に持っています。次のコマンドで見ることができます:

$ php oil help

Usage:
  php oil [cell|console|generate|package|refine|help|server|test]

Runtime options:
  -f, [--force]    # 既存のファイルを上書きする
  -s, [--skip]     # 既存のファイルをスキップする
  -q, [--quiet]    # ステータス出力を抑制する
  -t, [--speak]    # ロボットの声でエラーを話す

Description:
  The 'oil' command can be used in several ways to facilitate quick development, help with
  testing your application and for running Tasks.

Environment:
  If you want to specify a specific environment oil has to run in, overload the environment
  variable on the commandline: FUEL_ENV=staging php oil <commands>

More information:
  You can pass the parameter "help" to each of the defined command to get information
  about that specific command: php oil package help

Documentation:
  http://docs.fuelphp.com/packages/oil/intro.html

これらのコマンドのそれぞれにヘルプがあり、次のように見ることができます:

$ php oil generate help